1.リライト
作詞:
作曲:
深すぎるため息 息を吸うことも忘れるほどに
冷酷なリアル
降り積もる枯れた葉 このままいっそ
この身体も土に還してくれないか
広がる無の砂漠
乾ききって
掠れたこの声じゃ
呼び慣れた君の名も 叫べないんだね
陰に飲まれて 動かないその指を ただ、ただ愛した
罪な創造 短すぎるマドリガル あぁ、夜に響かせて
描かれた星 塗り替えるように 飛び込んだ
揺るがない'正'で動 歯車を'逆'に変えたとしても
今はあるだろうか?
モノクロの向日葵 変わらずに闇夜に浮かぶ
丸い金色の目玉
広がる無の砂漠 遥か遠く 離れたこの場所じゃ
聞き飽きたあの声も 聴こえないんだね
縋る思いも ガレキのように壊されて ただ、ただ嘆いた
繰り返すほどに 笑えてくるほど無慈悲 もう、何もできないの?
息も凍るような 透明な空 見上げてた
狂っている 非情にもただ廻る 止まらずに
足掻いていく それがたとえエンディングのない孤独でも
手探りで 闇を泳いで 再び君の声と、朝が来るそのときまで
陰に飲まれて 動かないその指を ただ、ただ愛した
罪な創造 短すぎるマドリガル あぁ、夜に響かせて
描かれた星 黒い世界を 塗り替えるように 飛び込んだ
2.Isolation
作詞:
作曲:
いつから此処にいたのだろう
欠片はみつからず
泣き狂いそうなほど 白く
ただ静かだね
誰もいない 此処は無の地
静かで寒い
かすかに君の顔だけは
遠く 見えるよ
やがて この記憶も
白く塗り替えられるのか
あれからすべてが止まった世界で
記憶に囚われて
何度も何度も繰り返すヴィジョン
同じ数字を刻む
葉は枯れて粉雪が落ち
季節は変わる
時間に流され僕はもう
そこにはいない?
やがて この記憶も
白く塗り替えられるのか
こんなに鮮やかに残る君を
どうして消せるだろう
もう二度と届かない透明な声で
叫び続ける思い
あれからすべてが止まった世界で
記憶に囚われて
何度も何度も繰り返すヴィジョン
終わりのない終わり
たとえば、この時間が動き出すとき
この目は見えるかな
しゃがれたこの声は届くだろうか
最果ての地で想う
3.ヒプノランド
作詞:
作曲:
それはまるで優しいセラピー
柔らかな笑顔と言葉の応酬パラダイス
甘い香り漂う部屋で
よくできた餌で僕らを狡猾ハンティング
忌まわしい
疑うことを知らない純朴なドリーマー
君のためならこの命をも捧げよう 捧げよう
「僕は弱すぎるから独りじゃ壊れちゃうんだ
そしてきっとここでしか生きられない
あまりに息苦しい現実(リアル)に目を背けて
偽りの国で生きている」
乾く喉に飢える身体
永遠に満たされることのないヴァンパイア
獲物(エサ)の首に牙をたてて
痛みを感じる前にすべて搾りとって飲み干す
皮膚が透ける脈動 生命溢れるジュース
飲めば飲むほど欲は膨らむ 止まらない 止まらない
「気付いてないわけじゃない こんなの狂ってるんだ
ただ少し呪われて逃げられない
叶わない夢をみた罪なら許されたい」
「傷だらけの僕は弱すぎるから独りじゃ壊れちゃうんだ
そしてきっとここでしか生きられない
あまりに息苦しい現実(リアル)に目を背けて
偽りの国で生きていく」
骨の髄も搾り取られ
何も残らない憐れ純朴なドリーマー
未来(あす)がまるで露と消える
救いようのない世界が目覚めるようだ
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